私を見て!
今となっては、なぜサイトを開こうと思ったのか、記憶が定かではない。
とあるサイトの日記を読んでいて、なるほどこーゆーのは、誰かに向かって言いた
いことを言いたいがためにやってるのかと、いまさらながら思い至る。
振り返って自分はどうかといえば、どうも自分に向かってやっているような気がす
る。
なので、面と向かって、日記を読んでるなどと言われると、どひゃー!となる。
見ず知らず、または知り合いに読んでもらいたいと思って書いてない。自分のため
に書いてるんだなこれが。じゃあ、なぜわざわざサイトにアップしてんのかと突っ込
む自分に対する回答は、準備されてない。
公開してんだから読んでる人もいるだろう。そりゃあたりまえやんけと、更に突っ
込む自分もいなくはないんだけど、どうもしっくりこない。
小学校2年生のとき、はじめて雑誌に投稿が採用され、自分の名前が活字になって
いるのを見た。あの快感が忘れられず、結局、今のような商売をしてるわけだが、こ
の快感って奴の種類が、俺を見ろ!どや!どや!って方向じゃないんだと思う。
自己顕示欲ってやつは、ちゃんとあるけど、大勢の人に、自分を知ってもらいたい!
とは思わないのであった。
知るべき人が知っていてくれればそれで十分なのだ。知るべき人とは、今なのか、
やがてなのかはわからないけど、自分の人生に関わりを持つ人なわけだ。
過去に関わりがあって、今つながってない人には向かってない。だから自分の中で
の時効がくれば、ネタとしてさらしちゃうから、そういう人には読んでもらいたくはない。
つながってる人には、ふむふむ、こんな奴だったかと思ってもらえばよいので、直接会っ
てるときに、話題にしていただかないほうが幸せなのである。
もちろん、幸せなのは俺だけなんだけど。
と、言うことで、ひとつ、知り合いのみなさまよろしくです。