蟹の穴
人は自分を基準にしか他人を判断評価することが出来ないといいます。
省みれば思い当たることだらけです。
一方で、嘘つきは他人が嘘をつくことを忘れがちとも言います。
ずき!
ずきずき!
心が疼きます。
私、嘘つきです。
たとえば…
「おまえが好きだ」
良く言うセリフですが、嘘です。
なんといっても自分が一番好きですから。
本当は…
『自分が一番好きだけど、その次に「おまえが好きだ」』
なのですから。「 」の外を省略してるのは、意図的に相手に誤解してもらるようにです。
要するに嘘なわけです。
ところが、自分はそんなことしてるのに、他人さまのセリフを疑いません。真に受けす
ぎるきらいすらあります。
プロの嘘つきでも、他人が嘘をつくという事実を失念しちゃうそうです。
さて、そろそろ趣旨がわからなくなってきました。
わりと、他人様からどう思われるかが気になる方なんですが、振り返ってみると、自分
は他人様のことなんぞ特に気にしてません。蟹の穴の話、逆から考えるって手もありなん
ですよね。
別にどう思われてもいいじゃん。と開き直るより、過剰気味な自意識に、ばぁ〜か!
と言ってあげたらいいんじゃねぇの。というのがこの文の趣旨なんですが、いったい誰に
向かって書いているんでしょうね。
ちょっと暴走気味の若手と、余裕のないクライアントへ、すごく遠まわしの嫌味なんで
すが、本人たちがこれを読むことはありえないので、ただのストレス発散なのでした。